え
江戸川乱歩(えどがわ らんぽ/1894.10.21〜1965.7.28)
個人的には、「怪人二十面相vs明智小五郎+小林少年(少年探偵団)」としての印象よりも、「パノラマ島綺譚」「陰獣」「押絵と旅する男」などの印象が強い。その中間的な存在(?)が「黒蜥蜴」や「一寸法師」といったところだろうか...。何れにしても子供向きの話ではないと思うのだがどうだろう...。でも、一般的には、「怪人二十面相vs明智小五郎+小林少年(少年探偵団)」の江戸川乱歩なんだろうな。「名探偵コナン」の江戸川コナンの名前は、明らかに「江戸川乱歩+コナン・ドイル」で、小林少年の思い切った行動力とシャーロックホームズの冷徹な頭脳を合わせ持った主人公には打ってつけなのだろうが...。
「パノラマ島綺譚」の着想はとても印象深く、その後、小説や映画などで、”人工的にアレンジされた島”に出会うと、必ずこの仕掛けが頭の片隅をよぎる。「ジェラシックパーク」でさえも...。考えてみれば、実はこうした錯視を利用したデザインは、古より様々な状況で使用されてきた訳で、珍しいことではないのかもしれないが、それを文章で表現している所が、読んでいる方の想像力をかき立て、素晴らしい効果を上げているのだろう。(機会があったら、もう少し書いてみたいテーマです。)
「押絵と旅する男」を読んで、花屋敷に密かに憧れたものだが、浅草十二階がもうないと知って(あたりまえだ...)落胆した覚えがある。それでも今もって花屋敷を意識しているのだから、乱歩の文章の力って凄いもんだ。
蔵の中で執筆をしていたらしい。(階段下の物置で書いていた...という話を聞いたような気もするが確かではないので、知っている人がいたら教えて下さい。)いずれにしても、暗く湿度を持った作品は、こうした環境の中から生まれてくるものなんだ...と、変に感心した覚えがある。
「江戸川乱歩」で本を検索すると、なんと455件...江戸川乱歩賞もか...
◆江戸川乱歩の本
◆こちらで、乱歩の旧宅が紹介されています。 蔵の中をムービーで見ることができます。(スゴイ!)
立教大学の隣に住んでいたことから、今では大学が管理しています。また、乱歩の息子さんは立教大学の学長をしていたそうです。






























